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(大阪城)金の御座船で内堀めぐり体験とみんなの口コミ!料金・予約・時間・乗り場

大阪城内堀の景色
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大阪に観光に来る人の多くが訪れるのが「大阪城」です。歴史が好きな人はもちろんのこと、「せっかく大阪に来たのだからお城を観に行こう」と考えている人は多いでしょう。

また、海外の観光客の方は必ずといって良いほど訪れる人気の観光スポットです。

そんな大阪城に観光に行くと、天守閣は見るものの、それで大阪城の観光は終わりにしてしまう人は意外と多くいます。

というのも、大阪城の観光スポットといえば「天守閣しかない」と思っている人は多く、大阪城公園から天守閣までの道のりを楽しんで終わってしまう人が多いのです。

しかし、大阪城の観光スポットは天守閣だけではありません。

この記事では、大阪城へ観光に訪れるのであれば是非体験してほしい『金の御座船」について紹介をします。

そもそも御座船とは

お堀に浮かぶ御座船
『御座船(ござぶね)』という言葉は、あまり馴染みのない言葉かもしれません。

御座船というのは、とても豪華な船を表現するときに使う言葉です。

古くから天皇や将軍といった貴人が載る船のことを『御座船』と呼んでいました。

ちなみに『御座(ござ)』という言葉には「貴人がおいでになること」という意味があり、御座船は、貴人が乗っている船と考えることができるでしょう。

言葉の組み合わせで単語の意味を見ると、「なるほど」と思えることもありますよね。

大阪城の御座船最大の特徴は【金箔】!?

お堀に浮かぶ大阪城の御座船
貴人が乗る船である「御座船」が、どうして大阪城の観光スポットになっているのかが気になる人もいるのではないでしょうか。

そもそも、大阪城の内堀で御座船が運行されていたのは「期間限定の催し事」としてでした。2015年は大坂夏の陣から400年が経った年であり、大阪市内では様々な催し事が開催されました。

その時に運行されたのが大阪城の内堀を遊覧できる「御座船」だったのです。

なんといってもその最大の特徴は船全体が金箔張りになっていることでしょう。

どこから見ても金色の船は、まさに「貴人が乗る船」であり、御座船といえます。

では、どうして金箔が貼られているのでしょう?

「大坂夏の陣と金箔には関係があるの?」と気になった人もいるかもしれません。

大阪城の御座船一面が金箔張りになっているのは「豊臣期大坂図屏風」という図屏風が元になっています。この図屏風には天下統一をした豊臣秀吉の時代の大坂が描かれており、その図屏風の中に描かれているのが「鳳凰丸」という船です。

したがって、大阪城の内堀を運行している御座船は豊臣秀吉の船がモデルになっています。

何がイメージになっているのかをしることで、より楽しく御座船を楽しむことができるでしょう。

黄金を愛していたとされる秀吉の御座船に乗り、大阪城を巡ることで豊臣秀吉という将軍が一体どんな人物であったのかを知れるはずです。

大阪城の御座船に乗ると何が見られる?

お堀に浮かぶ御座船と大阪城
大阪城のお堀巡りができる金の御座船に乗船すると、約20分の時間をかけて内堀を巡ることができます。

スタート地点は大阪城と繋がる「極楽橋」付近なので、気軽に立ち寄りやすいでしょう。

内堀を御座船で巡る最大の魅力は、大阪城の立派な「石垣」を間近で見ることができることです。

大阪城の石垣は、豊臣時代ではなく徳川時代になってから積み上げられたものになります。技術はもちろんのこと、利用している石は上等なものばかりで、徳川家の権威が一目でわかるような造りになっているのです。

大阪城を訪れた人の多くは、空堀の石垣は近くで見ることができるのですが、内堀を間近で見ることはできません。

そのため、遠くから見ても圧巻の石垣を間近で見ることができるのが、御座船に乗る魅力と言えるでしょう。

また、内堀を巡っていると春には桜、秋には紅葉越しに大阪城天守閣を見ることができます。

船に乗っているからこそ見ることができる圧巻の石垣と数々の試練を乗り越えてきた大阪城、そして日本の四季を感じることができる木々を目に焼き付ける機会はそうないでしょう。

大阪城に来た人の中には天守閣を訪れるだけで満足してしまう人もいるのですが、もっと大阪城を感じることができる金の御座船への乗車はとてもおすすめです。

金の御座船にはどこから乗船ができる?

紅葉と金の御座船
金の御座船について知ることができると「乗船してみたい」と感じている人もいるでしょう。

しかし、大阪城に観光に来た人の中には「そんな船が運行をしているなんて知らなかった」という人もいます。
全面金箔張りのかなり目立つ御座船ですが、意外と乗船場所が知られていないのです…。

御座船の乗船場所は、大阪城天守閣から少し歩いて北側にあります。

極楽橋の隣にあり、内堀沿いを歩いていると到着できるでしょう。

ただ、あくまでもこちらは「乗り場」であるため、乗船券販売をしている場所ではないと覚えておくようにしてください。

乗船券販売は、極楽橋の西側にあります。乗り場の近くにあるので、きっとすぐに見つけることができるでしょう。

【口コミ紹介】金の御座船の乗り心地は!?

金の御座船の乗船場
ここからは実際に金の御座船に乗船をした人の口コミを紹介します。

大阪城公園は以前から何回も行っているのですがここ数年はしばらく行ってなかったので以前は船もなかったので初めて乗りました
何回も見ている景色がまた違った角度から見上げれてとても素敵でした
https://www.jalan.net/kankou/spt_27128ee4612097621/kuchikomi/
(30代・女性)
GWで混んでいたので1時間後くらいに予約。
予約数は決まっているのでゆったりと座れました。
船から眺める大阪城が綺麗で良かったです。船に乗らないと見えない人面石垣やビューポイントなど説明してくれて十分楽しめたです。
https://www.jalan.net/kankou/spt_27128ee4612097621/kuchikomi/
(40代・男性)
梅の季節に、御座船に乗ってみました!頭に笠をかぶり、雰囲気あるー!石垣に組まれている人面石の説明なども聞けて、興味深く楽しめましたよ。
https://www.jalan.net/kankou/spt_27128ee4612097621/kuchikomi/
(40代・女性)

貸し切りもできる!金の御座船の利用料金

桜と金の御座船
金の御座船の利用料金について紹介をします。

【大人(16歳以上)】 1500円
【小中学生】 750円
※中学生は生徒手帳等の証明書が必要
【未就学児】 無料
【シニア(65歳以上)】 1000円
【障がい者】 750縁
※同伴者も同価格

また、提携をするホテルに宿泊をしていると金の御座船の利用料金が割引価格で受けられるため、宿泊をお考えの人は是非チェックしてください。

実は、金の御座船は「貸し切り乗船」ができるのです!
定員18名で、貸し切り時間によって料金が変わります。

【利用時間】
20分:20,000円
50分:30,000円
80分:40,000円

※桜の時期は利用料金が20%アップします。

船内での飲食はできますので、小さな宴会や、親睦会など、特別な空間で大阪城を満喫しながら食事を楽しむことができるでしょう。

コースは内堀を巡回するだけではなく、天守閣が見える絶景ポイントで停泊も可能です。

ただし、大阪城の内堀には夜間照明の設置がされていないため、日没までの運行となることを覚えておくようにしてください。

時期によっては早く終わることもある!金の御座船の運行時間

壮大な大阪城
金の御座船に乗船をするのであれば、運行時間を覚えておくようにしましょう。

内堀の巡回は約20分間で、10分間隔で船が乗船場にやってきます。

【営業時間】
平日:11-15:30
土日祝:10-16:50

※11月~2月の時期は、10-16:30で終了です。

また、桜の時期など御座船の乗車率が高くなる時期は、休日でも15時代に乗船券が売り切れてしまうこともあるため、天守閣を見る前に購入をするなど、余裕を持って乗船券を購入するようにしてください。

大阪城公園までのアクセス

壮大な大阪城と桜
金の御座船は大阪城の敷地から乗船できるため、アクセス方法は「大阪城」へ向かえば良いのですが、実は大阪城への行き方は複数あるため、ここでは乗船口に近いアクセス方法を紹介します。

【JR環状線「大阪城公園駅」・地下鉄 長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」から】
大阪城ホールを目指して歩くと、内堀が見えてくるでしょう。
内堀沿いに進むと極楽橋が見えてきますので、道なりに進むと乗船場(乗船券売り場)が見えてくるはずです。

【地下鉄 谷町線「天満橋駅」から】
天満橋駅の南改札を出て、3番口の階段を上がりましょう。
階段を上がったら、左折を2回行ってください。
すると、遠くの方向に大阪城の天守閣が見えてくるはずです。

ここからは、大阪城の方向を目指して直進をしてください。

直進をしていると乾櫓がみえてくるので、その先の信号を渡ってください。すると、「外堀」につきます。

ここからが重要なのですが、金の御座船に乗船したいのであれば正門を目指さずに「京橋口」を目指すようにしてください。

京橋口から内堀を目指して進む方が、乗船場には近くなります。

京橋口を通り過ぎると、目印になる桝形の巨石が見えてきます。ここを右折すると、内堀が見えるはずです。内堀沿いをそっていくと極楽橋が見えてきますので、乗船場に辿り着くでしょう。

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