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あじさい【紫陽花】が彩る久安寺に行ってみた!御朱印や歴史・行き方を解説

久安寺あじさい【紫陽花】の見頃はいつ? 特徴は?

久安寺(きゅうあんじ)のアジサイの見頃は、毎年6月15日から7月5日ごろです。2020年も同じで、院内のアジサイは見頃を迎えています。土日はやや混み合います。

今回は、久安寺住職の國司真相(くにし・しんしょう)さんに案内してもらいながら、アジサイのインスタ映えスポットや、久安寺の見どころについて教えてもらいました。

久安寺の開門は午前9時、閉門は午後4時。拝観料は300円。アクセスは、阪急池田駅から阪急バスで15分。車の場合は駐車場あり。(記事末尾に詳細)

インスタ映え!?あじさい【紫陽花】池浮かべ

まずは、久安寺のアジサイの特徴を教えてもらいました。

最近、インスタ映えスポットとして話題になっているのが、「アジサイ池浮かべ」です。「寺院の目立たない場所からアジサイを切り出してきて、池に浮かべています」と國司住職。池に漂う色とりどりのアジサイに、ついつい見とれてしまいます。(写真提供は久安寺)

アジサイ池浮かべ 池に漂う色とりどりのアジサイ

隠れスポット!ハート型アジサイ

さらに、國司住職が隠れ人気スポットとして教えてくれたのが、「ハート型アジサイ」。桜門の近くにひっそりと咲くアジサイの1枚ずつの花びらがハート型をしている話題で、写真撮影の人気スポットになっています。「花びらに顔を近づけてツーショットで撮るのもおすすめです」と國司住職。(写真提供久安寺)

ハート型アジサイ

寺院には6種類1千株のあじさい【紫陽花】

國司住職によると、院内には、6種類1000株以上のアジサイがあるとのことです。「アジサイは、土の成分で色が変わると言われています。青が多いですが、白やピンクなど様々な色のアジサイが院内にはありますよ」と國司住職。院内のお堂や参道を背景にしてアジサイを愛でたり、写真を撮るのもおすすめです。重要文化財の桜門を背景に参道に咲くアジサイの満開寺の写真もご提供いただきました。ぜひ、訪問時はこのアングルからの写真を狙ってみましょう!

寺院には6種類1千株のアジサイ このアングルからの写真を狙ってみましょう

久安寺の見どころ

桜門(重要文化財)

桜門は、寺院の入り口すぐにあり、国指定の重要文化財です。室町時代初期に建造され、「最も美しい桜門」と評価されることもあり、「軒返り」と呼ばれる非常にめずらしい技法が使われています。寺内最古の建物です。南北朝期の金剛力士像が安置されています。

桜門(重要文化財)

阿弥陀如来像(重要文化財)

桜門とともに、国指定重要文化財となっているのが、阿弥陀如来像です。平安時代後期の作です。普段は見ることができません。大阪府池田市の重要文化財に指定されている薬師如来像なども同じ場所にあり、前日までに久安寺に電話(072−752−1857)で拝観については相談することができます。15分程度で200円。毎月15日午後2時から午後5時も公開しています。

阿弥陀如来像(重要文化財)

笑顔の行基菩薩

奈良時代の僧の行基(ぎょうき)が開創したとされる久安寺には、非常に珍しい笑顔の行基菩薩像を見ることができます。本体は阿弥陀堂に納められていますが、地蔵堂の近くにも銅製の行基の菩薩像があります。一緒に笑顔で写真撮影をしてみてはいかがでしょうか?

笑顔の行基菩薩

6.4メートルの石の涅槃蔵

桜門から北へ350メートルほどの山道の一番奥にあるのが、2006年に建てられた仏舎利塔です。6.4メートルもの涅槃像(ねはんぞう)が圧巻です。國司住職は「自由に触ってもらうことができるのが大きな特徴です」。建築そのものも光の取り入れ方などが精巧に作られており、この空間にいるだけで、心を落ち着かせることができました。

國司さんが参拝者に楽しんでもらおうと、インスタやフェイスブックの投稿に便利なフレームも用意してくれており、自由に写真撮影をすることができます。國司さんのオススメは、涅槃蔵とのツーショットだそうです。

インスタやフェイスブックの投稿

かやの老木

参拝料を支払う受付の近くにある「かやの老木」は豊臣秀吉が月見会をしたときに植えたと伝わります。樹齢は400年以上ですが、力強い枝の伸び方をみて楽しむことができます。

かやの老木

寺内には、豊臣秀吉が座ったとされる石の椅子もあり、人気の撮影スポットにもなっています。

豊臣秀吉が座ったとされる石の椅子

久安寺の歴史

寺の歴史

久安寺は高野山真言宗の名刹で、行基が725年に開創しました。行基は、奈良時代の僧で、堺市に生まれました。治水などの社会事業や農業指導で各地をまわり、東大寺の大仏をつくるために資金集めにも尽力しました。開創した寺院が各地にあり、久安寺もその一つです。

久安元年(1145年)に近衛天皇の勅願で祈願所として中興され、賢実上人が境内の桜門や金堂などの伽藍を増築し、「久安寺」と称するようになりました。

安土桃山時代の頃、豊臣秀吉が参拝の際、月見茶会を開いたといわれています。江戸時代中期に歌人の平間長雅が在住し、観音信仰の布教が盛んに行われました。昭和になると、霊園や庭園も整備されました。

花の寺

久安寺は、アジサイ寺やボタン寺として親しまれる「関西花の寺」の12番霊場となっています。関西花の寺は、関西の25寺が1993年に寺院を超えてつながり、第1番は京都府福知山市のアジサイで有名な観音寺です。

ボタン、ツツジ、シャクナゲ、ツバキ、サザンカなど四季折々の花がどの季節に行っても楽しむことができます。11月下旬のモミジのシーズンも多くの人で賑わいます。

修行体験

修行体験も実施してしてます。

写経は60分1千円で、経文を一文字ずつ心を込めて書き起こします。写仏は60分1000円で、仏様を描き写します。絵心は必要ないそうです。禅(瞑想)は30分1000円で、足を組んで目を閉じて心を落ち着かせます。いずれも、拝観料込みです。

前日までに2名以上で電話で予約(072−752−1857)します。

定例日もあり、第1日曜日午前8時は真言禅(瞑想)、毎月8日午後14時は写経の会、同10日午後10時は写仏の会があります。

久安寺の御朱印

久安寺では御朱印をいただくこともできます。拝観料を支払う受付のところでお願いします。300円。

久安寺の御朱印

◯◯寄り道 ランチと温泉

かやの木 (うどん)

久安寺の入り口すぐのところにあるうどん、そば屋さんです。ミニうどんの付く柿の葉寿司定食(900円)やとんかつ定食(1150円)などがあります。火曜日が定休日(祝日を除く)です。

かやの木 (うどん)

不死王閣 (温泉)

久安寺近くにある温泉旅館です。11時から14時まで天然温泉と料理を楽しめる日帰りプラン(1人6500円〜)もあります。詳しくはホームページへ。

不死王閣 (温泉)

アクセス・行き方

住所 〒 563-0011 大阪市池田市伏尾町697
電車の場合
最寄り駅
阪急宝塚線池田駅から<久安寺>行きバスで<久安寺>下車すぐ
車の場合 参拝者専用駐車場あり。60台分。無料

久安寺の基本情報

住所 〒 563-0011 大阪市池田市伏尾町697
営業時間 午前9時から午後4時
休日 無休
電話番号 072-752−1857
FAX 072-752-1554
ホームページ https://kyuanji.jp
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