大阪城は大阪の観光スポットとしても人気があり、連日多くの人が訪れる場所です。
遠方から観光に来る場合、観光情報が掲載された雑誌や、インターネットの情報などを元に現地を目指す人も多いでしょう。
大阪城に行く場合、電車で最寄り駅を目指す人が比較的多いはずです。
そうなると「大阪城」の名前がついた「大阪城公園駅」で下車をする人がほとんどでしょう。
しかし、行きたい場所や目的によっては「他の最寄り駅」から降りる方がアクセスが良いこともあるのです。
もしかすると「他にも最寄り駅があるの?!」と驚く人もいたかもしれません。
大阪城へ電車で行くならどの駅から来るのが一番アクセスが良い?
大阪城へ電車で行く場合、まず知っておいてほしいのが「最寄り駅」です。
冒頭でも説明したように、大阪城へ行く際の最寄り駅は大阪城公園駅と認識している人は多いでしょう。
もちろん間違いではありませんが、大阪城公園駅以外に最寄り駅があることを覚えておくようにしてください。
- JR大阪環状線 大阪城公園駅
- JR大阪環状線 森ノ宮駅・地下鉄中央線 森ノ宮駅
- 地下鉄谷町線 谷町四丁目駅・
- 京阪線 天満橋駅
- 地下鉄長堀鶴見緑地線 大阪ビジネスパーク駅
大阪城を目指す場合は、以上5箇所の最寄り駅から歩くことができます。
きっと多くの人は「一番近い駅から歩きたい」と思うでしょう。
少し長く感じてしまう人もいるかもしれませんが、各駅から大阪城公園に入るまでは5分程度と短く、公園内からお城を目指すことに時間を要するため、公園内を散歩し、観光を楽しみながら目的地を目指すことができるでしょう。
各駅から天守閣までの歩き方を徹底解説!
最寄り駅によって通過地点が変わるので、どの場所から向かいたいのかを予め考えることができると、最寄り駅の選定を楽にできるでしょう。
ここからは、各駅から天守閣までの歩き方を解説するので是非参考にしてくだい。
多くの人が通るルート!大阪城公園駅からのガイド
1.大阪城ホールの方向へ
大阪城公園駅から大阪城天守閣を目指す場合は、まず「大阪城ホール」の方向へ進みましょう。
駅の階段を降りて直進をすると、大阪城ホールが見えてくるはずです。
また、大阪城ホールまでの道なりには「Jo-TERRACE OSAKA(ジョーテラスオオサカ)」という複合施設があります。
飲食店や和装体験ができるテナントが入っているため、食事をしてから向かいたい人にはおすすめです。
2.石垣方向に左折
大阪城ホールの前までくることができたら、城ホールの階段方向ではなく、石垣方向に左折をしてください。
そのまま直進をしていると、大阪城天守閣が遠くの方向に見えてくるはずです。
3.二股は右手へ
道が二手に分かれるので、大阪城天守閣方向である「右手」に進みましょう。
そのまま道なりに進んでいると、大阪城といえばで御馴染みの立派な石垣が見えてきます。
4.左に曲がり上り坂をのぼる
左に曲がり、上り坂をのぼると「青屋門」という桝形の門が見えてくるはずです。
門をくぐり、内堀沿いに歩くと大阪城天守閣へと繋がる「極楽橋」が見えてきます。
橋を渡り、道に沿って歩いていくと大阪城天守閣に辿り着くでしょう。
※「大阪ビジネスパーク駅」を利用される人は、ほぼ大阪城公園駅からと同じルートで天守閣に向かいます。
改札を出て1番出口を登ったら、ホテルニューオータニを目指してください。
すると、大阪城ホールへと繋がる橋が見えてくるので渡りましょう。
大阪城ホールへと辿り着けば、上述をした大阪城公園からの向かい方と同じルートで天守閣を目指すことができます。
大阪城公園を散歩したい人におすすめ!森ノ宮駅からのガイド
せっかく大阪城へ行くなら、敷地内にある大阪城公園を散歩しながらゆったりと天守閣を目指すのも良いでしょう。
写真を撮ったり、自然を感じたい人には森ノ宮駅からのルートがおすすめです。
森ノ宮駅はJRと地下鉄の二つに分かれます。
大阪城公園の入口まで辿り着けば、天守閣までの行き方は同じなので、まずはそれぞれの「出口」を知っておきましょう。
JRの森ノ宮駅
JRの森ノ宮駅を利用する場合は「北口改札」を出るようにしてください。
改札を出ると少し先に大阪城公園が見えているので、間にある信号を2か所渡りましょう。
地下鉄森ノ宮駅
地下鉄森ノ宮駅を利用する場合ですが、地下鉄森ノ宮駅は「中央線」と「長堀鶴見緑地線」の二つの線が通っています。
長堀鶴見緑地線を利用された人は東改札を出て左手にある「3-B出口」の階段をのぼってください。
中央線の場合も同じく3-B出口を探すのが良いのですが、下車場所によっては「1番出口」が近い場合もあります。
3-B出口は大阪城公園と繋がっているので、階段を登れば到着します。
もし、西改札側から出た場合は、わざわざ3-B出口まで歩かず、1番出口から地上に出てください。
右手に曲がると大阪城公園の敷地内に入ることができます。
大阪城公園へから向かう際は大阪城公園内にある噴水がスタート地点です。
道に沿って直進をしていると、東外堀が見えてくるので、まだまだ進みましょう。
進んでいると左手に階段が見えてくるので、そちらの方向に向かってください。
階段を登ると、大阪城の「玉造口」が見えてきます。
門をくぐって、道に沿って進むと石垣で出来た内堀を目にできるでしょう。
そのまま進んでいると、桜門と大きな蛸石が見えてくるので、右折をしてください。
すると大阪城天守閣が見えてくるので、後は天守閣方向へ進んでください。
正門から大阪城へ入るなら谷町四丁目駅を利用しよう
大阪城の正門は「大手門」という門です。
ここが一番のフォトスポットとも呼ばれているので、写真撮影をしたい人は是非谷町四丁目駅を利用してください。
地下鉄の谷町四丁目駅は「谷町線」と「中央線」が通る駅なので、出口も2パターンあります。
中央線で降りた人は、ホームに「谷町線」方向への案内が出ているのでその方向に歩いてください。
北改札を出て「1-A,1-B,2番」のどれかの出口から出ると、大阪城へ行きやすいですよ。
出口を出てまず目指すのは大阪歴史博物館とNHK大阪放送局です。
右手にこちらの建物、左手に大阪府庁の位置にやってくることができると、交差点を見つけることができるでしょう。
ここを渡ると、大阪城公園の敷地内に入ることができます。
大阪城公園に入ったら「大手門」と呼ばれる正門が見えてくるでしょう。門をくぐり、道に沿って歩くと、太鼓櫓跡が見えてくるので、そちらを抜けてください。
大手門ルートは多くの人が通るルートなので、人が歩いている方向に進むと間違いはないでしょう。
櫓跡を左折し、進んでいると「桜門」が左手にみえてきます。
門をくぐると、天守閣が見えているので、大阪城の方向へ進んでください。
穴場の京橋口から大阪城へ向かうなら!天満橋駅を利用しよう
大阪城天守閣へのルートの中で穴場となっているのが「京橋口」です。
このルートは金の御座船を利用する人や、人の少ないフォトスポットを探している人にはおすすめになります。
最寄り駅は、地下鉄谷町線・天満橋駅か京阪線・天満橋駅です。
京阪線を利用されている方は、地下鉄谷町線の北改札を目指してください。
地下鉄谷町線から大阪城へと向かう場合は、南改札を出て3番出口を登りましょう。
3番出口を抜け、左にUターンをするように進むと遠くの方向に大阪城が見えているはずです。大阪城の方向へ直進をすると。外堀が見えてくるので、その方向に進んでください。
外堀から大阪城の敷地内へ入ることができたら、左手(西外堀)方向へ進んでいきましょう。進んでいると京橋口が見えてきます。
上り坂になっている坂を進んでいると「桝形の巨石」が見えてくるので、右折をしてください。
すると、内堀が見えてくるので、流れに沿って進むと極楽橋が見えてくるでしょう。
こちらの近くに金の御座船の城船場や乗船券を販売している場所があるので、乗船希望の人はまず立ち寄ることをおすすすめします。
極楽橋を渡れば大阪城が間近に見えてくるでしょう。少し上り坂になっているのでゆっくりと進んでください。
大阪城公園内を電車で移動できる!?ロードトレインとは
大阪城天守閣までは、各最寄駅から徒歩で15-20分の程時間を要します。
歩くことはもちろん観光の一環となり良いのですが、お子様がいる方など、できれば歩くのを避けたいと考えている人におすすめなのが「ロードトレイン」です。
こちらは森ノ宮-ジョーテラス・オオサカインフォメーション前-駐車場前-極楽橋-トヨクニ神社前を走るロードトレインで、歩かなくても大阪城の近くまで向かうことができます。
【乗車料金】
大人1回300円/往復するなら2回券がおすすめ→500円(税込)
こども1回200円/2回券→300円(税込)
高齢者(65歳以上)1回100円//2回券→200円(税込)
【運行時間】
9時30分~17時までの間を20分間隔で走行。
前後の予定から考える【利用すべき最寄り駅】
大阪城の最寄り駅は全部で5つあります。
どの駅からも徒歩15~20分ほどの時間を要するため、基本的にはどこから行っても時間の差はあまりないでしょう。
ただし、前後の観光予定などを考えると「利用すべき駅」は変わってきます。
ここからは、他の観光スポットから来る場合や、大阪城から向かう場合を想定して、おすすめの最寄り駅を紹介します。
【海遊館から大阪城へ向かう場合】
海遊館は大阪城に並ぶ人気の観光スポットです。午前中に海遊館へ行き、午後から大阪城を巡る鉄板コースを選ぶ人も多いでしょう。
海遊館の最寄り駅は「地下鉄中央線:大阪港駅」です。
この駅から大阪城を目指すのであれば、同じ地下鉄中央線の「森ノ宮駅」を目指すと良いでしょう。
乗車時間は17分で、切符の料金は大人280円(税込)です。
【大阪城からなんばグランド花月へ向かう場合】
大阪と言えば「吉本新喜劇」のイメージを持っている人もいるかもしれません。
また、漫才やコントを生で観劇したい!と考えている人もいるでしょう。
そんな方には是非「NGK(なんばグランド花月)」へ行くことがおすすめです。
平日でも午前から午後にかけて2~3部ほど公演が行われており、本場のお笑いを味わうことができるでしょう。
最寄り駅は「地下鉄御堂筋線なんば駅」なので、JR大阪環状線「大阪城公園駅」から鶴橋駅を経由し、地下鉄千日前線鶴橋駅からなんば駅へ向かうと良いでしょう。
乗車時間は乗り換えを含めて22分で、切符の料金は大人310円(税込)です。
【大阪城から新世界へ向かう場合】
テレビ番組で大阪が紹介される際、必ずと言って良いほど映るのが「新世界」の映像です。
串カツ屋が多く点在し、大阪文化を満喫できる場所になっています。
新世界の最寄り駅は「JR大阪環状線:新今宮駅」なので、JR大阪環状線の「大阪城公園」から向かうことがおすすめです。
乗車時間は16分で、切符の料金は大人180円(税込)です。
車で大阪城へ来るなら!気になる【駐車場問題】を解決します!
車を利用して大阪城へ来る人もいるでしょう。
そうなると気になるのが「駐車場問題」ですよね。
ここからは、大阪城へ向かう場合におすすめの駐車場を紹介します。
【利用しやすい駐車場】
・大阪城公園駅前駐車場
→普通自動車171台まで、利用料金1時間350円(税込)(8-22時)
・森ノ宮駐車場
→普通自動車100代まで、利用料金1時間350円(税込)(8-22時)
【最大料金が決まっている駐車場】
・ジーエスパーク谷町4丁目駐車場
→40台まで、利用料金30分200円(税込)(8-22時)、24時間最大料金1,300円(税込)
・アメニティパーク法円坂西駐車場
→30台まで、利用料金20分100円(税込)(7-22時)、6時間最大料金800円(税込)
【車編】近畿の各県から大阪城までのアクセスルート!
大阪観光に車を利用してくる人もいるでしょう。ここからは近畿の各県から大阪を訪れる際のアクセスルートを紹介します。
【兵庫県(三ノ宮)から車でアクセスをする方法】
・近畿自動車道『摂津南IC』が出口
所要時間は約1時間ほどです。
利用料金は普通車なら2940円(税込)、ETC利用で2020円(税込)になります。
もし、無料道路を利用する場合、所要時間は2時間程度です。
【奈良から車でアクセスをする方法】
・近畿自動車道『大東鶴見IC』が出口
所要時間は約1時間ほどです。
利用料金は普通車なら1810円(税込)、ETC利用で1280円(税込)になります。
もし、無料道路を利用する場合、所要時間は1時間15分程度です。
【京都から車でアクセスをする方法】
・第二京阪道路『第二京阪門真IC』が出口
所要時間は約1時間ほどです。
利用料金は普通車なら1820円(税込)、ETC利用で1460円(税込)になります。
もし、無料道路を利用する場合、所要時間は1時間30分程度です。
【草津(滋賀)から車でアクセスをする方法】
・阪神高速13号東大阪線『森之宮IC』が出口
所要時間は1時間30分ほどです。
利用料金普通車なら3080円(税込)、ETC利用で2190円(税込)になります。
もし、無料道路を利用する場合、所要時間は2時間程度です。