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大阪天満宮へ行ってきた。今年の天神祭はYouTube中継、7月は期間限定の御朱印あり!

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大阪市の中心部にある「大阪天満宮」へ行って来ました!日本一長い商店街として知られる天神橋筋商店街からすぐのところにあり、地元では「天満の天神さん」と親しまれています。

学問の神様である菅原道真公をまつり、多くの受験生が訪れることで知られています。

7月の天神祭は、新型コロナウイルス感染防止から一部が中止となりましたが、なんと、YouTubeで神事が中継されることになりました!

神社の見どころと合わせて、詳しく解説してしていきます。

大阪天満宮

大阪天満宮の天神祭はYouTube中継

毎年7月24日〜25日に開かれる天神祭は、日本三大祭(他は京都・祇園祭と東京・神田祭)の一つとして有名です。

祭神の菅原道真の命日にちなんだ縁日で、全国の天満宮で7月25日前後に開かれますが、天神祭は毎年130万人もが集まり、テレビ中継されるなど最も有名です。

しかし、今年4月に大阪天満宮は、新型コロナウイルスの感染防止のため、渡御行事や奉納花火などの神賑行事の取りやめをきました。一方で、その中心である神事は、疫病退散の祈りを込めて神職および関係者のみで実施することになっていました。

このうち、神事・本宮祭をYouTubeでライブ中継することが7月に発表されました。

大阪天満宮は「普段の天神祭では見ることができない本殿での神事をライブ中継でご覧頂き、天神祭への思いを寄せていただければ幸いです」としています。

2020年7月25日午後2時から午後2時45分までの予定で、以下のリンク先から中継を見ることができます。
https://www.youtube.com/channel/UCuiFXx-BNIDE_pq35qBCZUw
youtube

大阪天満宮の御朱印

7月に大阪天満宮に足を運ぶ大きなメリットがあります。期間限定の御朱印を頂けるからです。限定の御朱印は、御朱印帳に書いてもらう形式ではなく、頂いたものを貼り付ける形式です。いずれも500円で、天神祭令和2年限定版もあります。

こちらが、7月限定版です。

7月限定版

天神祭令和2年限定御朱印

天神祭令和2年限定版を頂いてきました!神輿や花火、太鼓の様子も描かれて、とてもかっこいいですね!!

天神祭令和2年限定御朱印

大阪天満宮のお守りとおみくじ

6色の願い玉

珍しいのが「願い玉」です。天満宮の境内北側すぐにある星合池の梅の形をした的に向かって、願い玉を投げます。

成就したいことを心に浮かべながら、投げ入れて、うまく願い事に応じた色の花びらに願い玉が入れが、その願いが叶うとされています。

3個500円です。赤(良縁・恋愛)、黄(商売繁盛)、白(健康・病気平癒)、青(芸能・芸術・武術)、緑(学徳・合格)、金(万願成就)です。

6色の願い玉

健康で美しく「梅小町守」

おみくじは200円で、お守りは800円から1000円です。大阪天満宮は梅の花が有名ですが、「梅小町守」は「いつまでも健康で美しく」という願いが込められています。また、「絆守」も人気で、パートナーとの絆を深いものにしてくれます。

「梅小町守」

大阪天満宮の歴史

大阪天満宮の歴史は、奈良時代にまでさかのぼります。 901年に、のちに学問の神様とされる菅原道真公が現在の「大阪天満宮」と同じ場所にあった「大将軍社」に太宰府へ向かうと途中で、参詣したのがはじまりです。大将軍社は、孝徳天皇の頃に都の西北を守る神として、建立されました。

菅原道真公が亡くなって50年近く経った949年、「大将神社」の前に一夜にして7本の松が生えました。これは「奇跡」として、当時の村上天皇に伝えれらことで、「大阪天満宮」が建立され、菅原道真公が主祭神として祀られました。今も、大将軍社をお参りできます。

大阪天満宮の歴史

江戸時代だけで7度の大火災

1000年以上の歴史のある大阪天満宮ですが、何度も苦難を乗り越えています。戦国時代には、石山本願寺を敵対視する織田信長の戦いが起こり、天満宮は信長の本陣となりました。

江戸時代に入ると、徳川家康と豊臣家との戦い「大阪冬の陣/夏の陣」が起こり、大阪天満宮は神興や社家と今の吹田市に避難しています。

特に、大変だったがのが火災です。江戸時代には合計7回の火災に見舞われています。

1838年(天保8年)の「大塩平八郎の乱」では、社殿が全焼しました。貴重な古文書や宝物が焼失したと伝わります。

「天下の台所」として栄えた大阪の中心地にある天満宮の宿命だったのかもしれません。

なお、1945年(昭和20年)の大阪大空襲の際には幸運にも被害を免れている。

大阪天満宮の御利益

御利益はなんといっても、合格祈願、学問成就です。主祭神の菅原道真公は、学問の神様であり、境内の絵馬には、多くの合格祈願が書かれていました。

御利益

学問の神様 菅原道真公

ここで、菅原道真公についても理解を深めておきましょう。どんな人物だったのでしょうか。

幼少期から詩歌の才能を見せ、11歳で漢詩を読みました。その後、天皇家に使えない、有名なのが、聖徳太子の時代から続いた遣唐使の中止の提案です。平仮名などの国風文化の礎を築いたと言えるでしょう。

その後も、右大臣として国の発展に尽くしていましたが、左大臣の藤原時平の政略で、身に覚えのない罪で太宰府に左辺されてしまいました。死後、朝廷でも無実が証明され、「学問の神様」「至誠の神様」として人々の信仰を集めるようになりました。

藤原道真公を祀る神社は全国で1万社以上あるとされ、お稲荷様、八幡様、神明様に次ぐ規模です。江戸時代に全国に寺子屋が普及したことで、「学問の神様」として信仰が広がっていったと考えられています。

大阪天満宮の見所

では、神社の見どころもいくつか紹介していきましょう。

大門の方位盤

天満宮のメインの入り口となる大門の天井には、十二支で方位が描かれています。ここで、見どころなのが、「酉年」の場所が、ニワトリではなく、「鳳凰(ほうおう)」になっている点です。

これは、菅原道真公が道明寺でおばと最後の別れの挨拶をしたとき、ニワトリが鳴いて出発のを促されため、天神様はニワトリを嫌うと伝わっています。絵馬などにも鳳凰が使われいて、かっこいいですよ。

大門の方位盤

3匹の牛

大阪天満宮の境内には3匹の牛の像があります。ぜひ、見つけて見てください。

牛は藤原道真公とゆかりが深い動物です。道真公は丑年(承和12(845)年6月25日)生まれで、丑の日(延喜3年(903)2月25日)に亡くなっています。

また、牛との言い伝えも多く、太宰府に向かう途中で、刺客に襲われてピンチという時に、一匹の牛が飛び出してきて、命を救ったそうです。その牛は、道真が京都で可愛がっていた牛だったそうです。

3匹の牛

合格祈願の登竜門

本殿の両側には、登竜門があり、大阪天満宮の名所の一つです。登竜門とは、中国の故事から試験合格や立身出世の関門であり、参拝には、合格お守りセット(3000円)が必要です。予約は不要ですが、参拝自体は後日となるため、当日の参拝ができないため、注意が必要です。

合格祈願の登竜門

大阪天満宮に行ったら立ち寄りスポット

「亀の池 星合茶寮」のすべらんうどん

境内の北側にある亀の池すぐの星合茶寮で、合格祈願を兼ねた「すべらんうどん」を食べることができます。

一番人気の「天神ぎつねうどん」は500円。出汁がとても美味しく、揚げやはんぺんも大きくて思いのほか、思いのほかお腹がいっぱいになりました。

110円で梅ジュースをつけることもできます。水曜日が定休日。営業は午前11時から午後4時まで。予約不可。お土産にできる乾麺のすべらんうどん(100gで150円)の販売もあります。受験生の夜食にもぴったりですね。

「亀の池 星合茶寮」のすべらんうどん

上方落語唯一の定席「天満天神繁昌亭」

境内の北側すぐにあるのが、上方落語唯一の定席「天満天神繁昌亭」です。昼は週替わり、夜は日替わりの演目が開かれています。

当日券は昼席で一般は2800円、65歳以上2500円、学生1500円です。出演者の情報も張り出されており、時間があればぜひ立ち寄りたいところです。

上方落語唯一の定席「天満天神繁昌亭」

大阪天満宮のアクセス・行き方

住所 〒 530-0041 大阪市北区天神橋2−1−8

電車の場合

最寄り駅 ・大阪メトロ谷町線もしくは堺筋線「南森町」駅
④番出口を出てすぐの天神橋筋商店街を右(南方面)へ進み、二ツ辻目を左へ曲がりおよそ50m進む
・JR東西線「大阪天満宮駅」
⑦番出入口(東西線アクセスビル)を出てすぐの天神橋筋商店街を左(南方面)へ進み、二ツ辻目を左へ曲がりおよそ50m進む
車の場合 参拝者専用駐車場あり。
無料ですが20台分しかないため、空いていない場合もあります。
南森町交差点、天神橋筋を南へ入り、二つ目の信号を左折、約100メートル直進すると左手に駐車場入口がある
カーナビでの住所設定は「大阪市 北区 天神橋 1-18-19」

大阪天満宮の基本情報

住所 〒 530-0041 大阪市北区天神橋2−1−8
営業時間 御祈願は午前9時から午後5時まで。最終受付は午後4時30分。予約不可
休日 無休
電話番号 06-6353-0025
メール mail:info@osakatemmangu.or.jp
ホームページ https://osakatemmangu.or.jp
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